対象の動物Target animal
その他うさぎなども対象です。
一般診療から専門外来まで幅広く診察を
行っておりますので、お気軽にご相談ください。
一般診療General practice
日常のケアからから、各種予防接種、去勢・避妊手術、健康診断まで、動物に関する精密検査や治療に対応しています。
-
一般診療
-
去勢・避妊手術
-
各種ワクチン接種
-
健康診断
-
フィラリア予防
-
ノミ・ダニ予防
-
マイクロチップ
各種予防について
ワクチンとは?
各種感染症のウイルスの毒素を弱めた抗原のことです。ワクチンが体内に入ると、この抗原に対抗するための抗体が体内で作られますので、そのために、次に本物の強い病原体が体の中に入ってきてもその抗体で病原体を退治することができるようになります。イヌ、ネコ、フェレットのかかる伝染病の多くは、環境または感染している他の動物から感染し、未だ治療法がなく死亡率の高い危険な病気がたくさんあります。ワクチン接種で防げる病気もあるため、しっかり予防しましょう。いくつかの病を予防できる混合ワクチンが一般的に用いられます。
どの種類を接種するかは、その子のワクチンへの反応性、生活環境により異なりますので診察時にご説明して選択いただきます。
ワクチンの接種時期
子犬や子猫は母親の母乳を飲んでいる時期は母親からの移行抗体(免疫)によって守られています。この抗体はいろいろな病気に対しての免疫物質を多く含んでいますが、8~14週でなくなってしまいます。ですから、その後はワクチン接種によって作られるワクチン抗体によって病原体に対抗させるのです。
しかし、母親からの移行抗体が残っている間はワクチン抗体が作られないため、子犬・子猫は複数回のワクチン接種が必要です。
更に抗体をその後も維持するために年1回の追加接種をお勧め致します。
初めてワンちゃんやネコちゃんなどを飼い始めると、どんな事からすればいいのかわからない飼い主さんもいらっしゃると思います。また、ワンちゃんでは狂犬病ワクチンの接種が法律で定められています。ネコちゃんでも渡航時に狂犬病ワクチン接種と抗体価検査が必要な場合がありますので不明点がありましたらお問い合わせください。
ワクチン
混合ワクチン |
生後2ヶ月頃から、1ヶ月毎に2~3回の予防接種を実施しさらに、1年に1回の追加接種をお勧めします。
|
---|---|
糞便検査 |
消化器内にいる寄生虫の卵の有無を確認する為の検査なので、便を持参してください。 |
狂犬病予防注射 |
狂犬病は感染した動物に咬まれることで人にも感染する人獣共通感染症で感染し、発症すれば100%死亡する病気です。 |
フィラリアの予防 |
基本的にワンちゃんのみですが、ネコちゃんにも感染することが知られています。蚊が媒介するフィラリアという寄生虫が犬や猫の心臓に寄生して起こる病気で、寄生すると心臓の構造を壊し、血液の流れが悪くなるため身体に様々な障害を起こします。放置すると死に至る場合もある恐ろしい病気です。 |
去勢手術・避妊手術
手術の効果が高く、回復が早いのは若いうち
去勢・不妊手術について将来、子孫を残す予定のない動物は、去勢・不妊手術を受けることができます。
生後6ヶ月から手術が可能で、生後1年までに受けるとさらにメリットがあります。
また、一度手術をしてしまうと二度と子供を作ることができません。
犬種やサイズ、個体により差がありますが、ワンちゃんのメスの発情(ヒート)は、生後6~8ヶ月くらいに初めて起きます。小型犬に比べて大型のワンちゃんのほうが遅く、その後も小型犬は5~7ヶ月くらいの周期で年に2回、大型犬は8~12ヶ月くらいの周期で年に1回以上発情します。
いっぽう、オスの生殖能力が完成するのは生後1年くらい。やはり、小型犬に比べて大型のワンちゃんのほうが遅めです。家族の一員である愛犬をどのように育てて暮らしていくかをふまえたうえで、飼い主が慎重に検討し、最善と思う選択をしてください。。
去勢手術
雄の陰嚢内の精巣を切除する手術です。
問題行動の抑制、前立腺疾患、精巣腫瘍、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニアなどの予防につながります。
メリット |
|
---|
避妊手術
雌の卵巣と子宮を切除する手術です。
問題行動の抑制、乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、卵巣・子宮腫瘍などの予防につながります。
メリット |
|
---|
※去勢・避妊手術にはデメリットもあります。1.消費カロリーが減るため、少し太りやすくなることがある。2.全身麻酔をかける為、絶対100%安全とは言い切れない。
(麻酔のリスクは、状態、年齢などによって異なります)
上記のメリットとデメリットをしっかり考えた後に手術に臨みましょう。
健康診断のおすすめ
大切なペットの健康をいつまでも
近年、ワンちゃん、ネコちゃんの生活環境の改善や医療技術の進歩及びオーナー様の意識の向上などにより平均寿命が年々伸びております。それに伴い高齢疾患も増加しております。死亡原因で多いのが悪性腫瘍(ガン)や腎不全が事故死と同様に増えております。ワンちゃん、ネコちゃんは個体差によりますが6歳で人間の40歳になります。動物たちは、残念ながら自分たちの体調の変化を言葉にして飼い主様に伝える事ができません。言葉を話すことができない動物の健康を、我々人間側から気づいてあげることでその後の結果が大きくかわり、動物だけでなくご家族の幸せにつながると考えております。毎日の行動や排便、食事など見た目でチェックする以外に、年に1回の健康診断が有効です。
人の病気と同様に、早期発見・早期治療これこそが病気に打ち勝つための重要なポイントになります。
健康診断はご希望、ご予算に合わせて実施致します。
- 血球計算と血液像検査
- 血液生化学的検査 (肝機能、腎機能、ミネラル等)16項目
- レントゲン診断
- カラーエコー検査
- 糞便検査 etc
専門外来Specialized outpatient
当院では、鍼灸や漢方、オゾン療法やホメオパシー、筋膜リリースなどの治療も行っております。
症状によって西洋医学と東洋医学(代替医療)の両方を組み合わせ、動物たちの身体にとって優しい医療を心掛けています。
-
01
鍼灸治療
鍼灸治療では体の悪い部分を温め、鍼でツボを刺激することで血行を促進。身体機能の向上を目指します。この効果により疾病を治したり疲れたペットをリフレッシュする大きな効果が見込めます。
-
02
ペットの漢方治療
漢方薬は草や木・動物・鉱物など自然界にあるものから作られる生薬を組み合わせた自然素材の薬です。本来の病気や不調の治療だけでなく、飲み続けることで体質改善にも効果が見込めます。
-
03
筋膜リリース療法
筋膜リリース療法とは、皮膚を吸引して結合組織内の循環不良を改善させる治療法です。 ペット用として「Medeicell」(メディセル)」を導入したのは、当院が道内初になります。
-
04
光温熱治療
光温熱療法はがん細胞の生存温度の上限(42℃程度)と正常細胞の上限(45℃)の差を利用し,熱に弱いがん細胞のみを死滅させる治療法で、基本的に麻酔は不要で動物に優しい治療法です。
-
05
オゾン療法
オゾンを高濃度で血液と反応させることで血行の改善、免疫力の上昇、消炎鎮痛効果など様々な効果が見込めます。
-
06
ホメオパシー
人間や動物に病気の症状を引き起こす物質は、どれも同様の症状を示す病気の治療に用いることができる、という考えに基づき治療を行います。